暖地性植物自生地

足利市重要文化財(天然記念物)

毘沙門天本堂裏手の斜面を中心に、暖帯の特徴的植物群が自生している。
高木のモミ、アラカシ、低木〜亜高木のツバキ、シロダモ、ヒサカキ、フエザンショウ、マルバウツギ、林床のベニシダ、ヤブコウジなどである。また、市内では数少ないハクウンボク、ムクロジ(植栽)などの樹木もみられる。
 足利は暖帯の植物のほぼ北限に位置しており、県内の同様の自生地には、他に行道山浄因寺境内、益子の西明寺、栃木の大平山、佐野の唐沢山などがあるが、数少ないものである。また当地は植物が自然状態に近くよく保存された地域でもあり、貴重である。

 昭和56年6月21日指定
足利市教育委員会